撮影所や多くの映画館があり、数多くの映画作品の中にも登場する「すみだのまち」は、
「映画」が生活文化の一翼を担う地域でした。
私たちは「すみだのまちの映画館」活動を通し、既存の上映施設を活かした上映活動をたくさんおこない、映画が好きとなった皆さんとともに、映画文化を再発見していこうとしています。
そうして、いつかは「すみだのまちの映画館」開設を目指し、ゆたかな「すみだ」のまちの発展に寄与することを目的としています。
ウクライナ支援をめざて上映会を企画しました。戦争の不条理を描いた作品でした。多くの皆さんから支援金をお預かりし、墨田区を通しウクライナに送らせていただきました。
上映した曳舟文化センターは、石鹸工場の跡地です。この工場や周辺の街を舞台とした作品で、当時の若者の葛藤が描かれています。昼の部では、山田洋次監督もご来場いただき、当時のお話しを聞くことができました。
1945年、すみだのまちは空襲により大部分の地域が焼失し、多くの区民が犠牲者となりました。その実態調査や補償についても進捗していません。昼の部では、監督のオーストラリア人、エイドリアン・フランシス氏に撮影の動機や平和への思いを語っていただきました。
東京大空襲が迫る中、墨田区と品川区の保育園児の疎開と保育士の悩みと奮闘する実話の映画化です。子育て家庭の悩みや決断など、まちや家だけではなく、家庭も壊されていく姿が描かれています。また会場では、100年を超える「すみだの保育・子育てのあゆみ」展示しました。会では、上映会実行委員会事務局として参画しました。
「寅さんシリーズ」で心温まる物語を紡いだ山田洋次監督が、「ひと、つながる、墨田区」「本物が活きるまち“すみだ”」を舞台に撮影した、家族・社会を考えさせられる作品。墨田区や墨田区観光協会がフィルムコミッションとして全面的に協力して撮影されました。「日本語字幕スーパー付き」で上映しました。
(すみだのまちの映画館とは)
1950 年代~1960 代頃、向島には27 館もの映画館がありました。
また、関東大震災以前に活動した「日活向島撮影所」や高松プロダクションなどの撮影所もありました。
私たちは映画館の歴史があった向島地区に「映画文化と街づくり」をミッションとした取り組みを進めていきます。
曳舟文化センターと協同して市民映画会を定期的に開催し、「すみだのまちの映画館」の正式な立ち上げを目指します。
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から